ホシゾラのじかん 

ヨガで心身を調和し 自分らしく過ごすお手伝い。

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治療の記録④ 季節の話も。


『空気が秋の気配になると、トマトの味が濃くなる気がします』

今は夜です。
2016年8月13日。
夜も真夜中の午前3時(*^^*)
日付けは14日になってますね。

目が覚めてから寝付けないので、治療の記録をつけることにしました。

そう。
私は4回目の治療が終わり、今は回復期です。
世の中はお盆。
そしてRioオリンピック。

ニュースでは帰省渋滞や新幹線の混み具合や、日本選手の活躍を知らせてくれています。

今年の夏は梅雨が長引いたのもあって、暑さがあっという間に残暑に変わり、夜は秋の虫の声がしだいに増えてきています。

私は秋の生まれからか、虫の音を聴くとホッとして秋の静けさが待ち遠しくなります。
(夏生まれの私の母は、夏が始まるとワクワクし、8月のお盆を過ぎた頃は物悲しくなる、と話しています)

夏は季節のエネルギーが爆破しますから、人の意識も外向きになります。
秋に向けては、その開放されたエネルギーが収束に向かい引力が働くので、意識はしだいに内向きになり、瞑想するのに心地よい季節になっていくんです。

呼吸で例えると

春から夏に吸って、
秋から冬に吐く。

ホッとしたとき私たちは、息を吐きます。
季節も呼吸してめぐっていきます。

さて。
治療の記録でした。

ヨガでは『誠実に正直に生きる』ことを大切にします。
私は自分や人を傷つけないことを大切に、いつも誠実でいれたらなあと思っています。
ですからこの記録も、私の感覚や体験したことがそのまま伝わればいいなと願っています。
(いつの日か、どなたかの人生の何かの足しになるかもしれないと思い、そのままを書きますね)

今回、わたしは治療の捉え方が大きく変わりました。
そして、その変化を支えアンテナになってくれたのは、私の大切な身体と心でした。

4回目の抗ガン剤治療を受ける前夜。
翌日の抗ガン剤治療を思うと、なぜかポロポロ涙が止まりませんでした。
治療の副作用が辛くても、この経験はわたしの大切な一部なんだという気が底支えしている中、なぜ泣けるのか理由がみつかりません。
泣きながらも、きっと明日は大切な治療をうけるのだな、という確信がやってきていました。

確信というのは、すごいです。
自分の中心とピタッと重なり合う、間違いない手ごたえ。
理由はわからなくても、確実であると自分の感覚を信じ切っている落ち着きを感じていました。


治療の当日。
朝の9時、いつものように点滴を受ける部屋のリクライニングできる椅子に座ります。
部屋には10台以上の椅子がありますが、受ける方は数名ほどです。
お互いに軽く会釈し、言葉にしなくても伝わる同志のような感覚を分かち合います。

血液検査をうけて、主治医の先生に今日も治療がうけられる状態にあることを聞いたあとは、吐き気止めのカプセル薬を飲んで準備します。
看護師さんが点滴パックに書かれている名前を確認してくれて、私の腕に準備のためのステロイド薬が入った点滴が流れこみ始めます。
この1つ目の点滴は40分以上かかります。

この間中、神さまにずっと祈り続けます。
目をとじマントラを丁寧に繰り返します。
自分の中心が常に神さまに置かれているようにと願いながら。
それは、起きることのすべてを神にゆだね、自分の感情のジャッジを手放しニュートラルな状態、無心な状態でいられるように整える作業です。

何にもジャッジしない。
自分のエゴを開け放つ。
ヨガでいうバクティを大切にします。

何が正しいとか、これは間違っている、
と言うのは自分のエゴですから、
抗ガン剤への抵抗や、副作用への恐れもすべて手放しゆだねて過ごします。

2つ目と3つ目の点滴は、抗ガン剤です。
二種類の薬を使います。
抗ガン剤は濃度が濃いので、腕に薬が入ってくると薬が流れる血管がとても痛くなります。
そして寒気がします。

今日は抗ガン剤が入ってくると体中の細胞が、もう嫌だー!と叫ぶのがわかりました。
それまでは点滴中に身体が嫌がることはなかったのに、なぜか今日は全身が悲鳴をあげています。

でももう決めたこと。
途中で止めることはできません。
3つ目の点滴も受け、最後に4つ目の中和するための生理食塩水の点滴を受けて、4回目の治療は終わりました。

病院での治療が終わっても、私の中の格闘?!はこれからです。
車を運転して家に帰ると、ここから1週間動けなくなるその前に、家の片付けや準備しておきます。

午後2時を過ぎると、いつものあの押し寄せるような気だるさと、内臓の重さ、背中の凝りと足の裏の硬さを感じ始めます。
あーやっぱりきたなぁと、その感覚を受け止めながら、だんだん強くなるその辛さに促されるように布団に入ります。
まだ元気があるので、寝ながら映画をみたりもします。

そう。
私は映画が大好きです。
いつかおすすめ映画をお知らせします。

夜9時になると悪寒がしてきます。
夏なのに寒くて震えるので、冬の布団を家族にかけてもらいます。
食欲はないので、病院で出してくれるステロイド粒(12粒!)と胃腸の飲み薬をなんとか飲み込み、
そこからが自分の身体との深〜い深い問答のスタートとなります。

さて(=^ェ^=)
この続きは、治療の記録④-2にて。

もう空が白々明けてきました。
草木が、太陽の気配を感じると呼吸を始めます。
その呼吸を鳥たちが感じてさえずりはじめています。
夜の虫から朝の鳥へのバトンが渡されて。
私は朝の瞑想をします。

読んでくださった方に、この朝の清々しい気配が届きますように。


















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